今日は初診の相談が多い日だった。5人かと思っていたら最後に一人増えた。
年齢は混合歯列期からアダルトまで、特に高校生が多かった。
春休み前だがそろそろ高校生は学校が午前中となるようだ。
なかでも矯正歯科医に相談し、大学病院で治療方針を検討している患者さんの相談があった。
主訴は下顎の第2大臼歯の埋伏で検討するための資料を持ってこられた。
年齢的には出てきていないのはおかしいが方向が悪いわけではない。
ただ、時期が遅いため智歯がその上にのしかかろうとしている。
その対合歯も頰側に挺出している。そんな状態の相談を受けた。
初診での相談なので診断とは違い、はっきりと決めた方針を言うわけではない。
また、すでに色々な案が提示されているようだ。
だから今日はその案に対しての経験からの私見を言っただけだ。
本来、検査診断で検討するところだが大学病院で考えていることを否定するつもりなどない、
でも、もっと難しいケースも経験してしているが、あまり積極的な治療は好まない。
観察して良い動きがあれば、矯正治療などしないほうが良いと思っている。
私見だからどう捕らえようとかまわないが、今後、負担が少なく良い結果になることを願っている。