毎日の診療で気付いたこと

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MRI撮影と矯正装置

MRIは放射線を浴びずに撮影できるので画像診断でよく使われるようになった。

ただし、金属があるとアーティファクトで画像が不鮮明になる。

また金属が熱をもち火傷の心配も言われている。

矯正相知には金属(ステンレス、チタン合金)が使われている。

そして、付けている期間が長い。

いままでにも何度か撮影のための撤去を求められたことがある。

特に多かったケースは、前歯部舌側に付けてある固定式リテーナー。

そのくらい良いだろうと想っても結局取っている。

今日のケースはマルチブラケット治療の真っ最中。

患者さんから、まず装置撤去の打診があったが、できれば取りたくないと返事した。

その後、整形外科医から直接依頼があった。その電話でやむをえない取るかと撤去の日を決めた。

その後、再度整形外科医からの連絡で矯正装置を取りたくないことも理解いただいた。

結局、今日はプラスチックブラケットと一部のメタルブラケットは残した。

ほかのバンドやアーチワイヤー、リンガルアーチ、パラタルバーは撤去した・

撤去したものは比較的簡単に戻せるものを選んだ。

これからもそんなことがあるだろうが、歯科材料がかわるか撮影が変わるか、装置撤去などしないですむようになってほしいものだ。

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