毎日の診療で気付いたこと

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3Dプリンタ修理

近頃では3Dプリンターが日々の診療の必需品となっている。

5台あるので故障してもそれ程困らないが、うまくプリントできないのが1台ある。

熱成形タイプでフィラメントメントがうまくでないのでプリントが途中で止ってしまう。

分解して詰まったフィラメントを取り除いてもまだ上手くいかない。

1カ月ほど前から休みの日には分解を繰り返している。

故障でエクストルーダー全体を取り替えれば解決することは想像できる。

しかし、中国製で本体はアマゾンで買ったが部品は売っていないようだ。

中国からの取り寄せも簡単で親切という評価も出ているが、ためらっている。

そこで分解を繰り返していると熟練工となり、構造も理解してくる。

そうなると本気で修理したくなる。

現代の修理はごっそり部品を取り替えるだけで本当に壊れてているところを工夫して修理していない。

修理しようと考えると歯科診療室、技工室には都合の良い材料や道具がある。

そんなものを利用して壊れたところを直していく。

もちろん自己責任でなけれできないし、注意しなければならないことは多々ある。

でも、修理が部品の総取り替えではおもしろくない。

原因を突き止めそれにどう対応するかが修理ではなかろうか。

そのアイデアは歯科医療にも応用できるのかもしれない。

 

 

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