今日の矯正相談は30代後半の男性、すでに横浜の臨床指導医に相談している。
通院の距離が遠いので臨床指導医である当クリニックを紹介され相談に来た。
そしてもう一人の臨床指導医にも相談の予約があるという。
たしかに臨床指導医は日本矯正学会で認定医の中から審査され選ばれている。
だが臨床の矯正治療では認定医で問題ないと思う。
臨床指導医にこだわっていたようなので更に住まいに近い臨床指導医を紹介しておいた。
日本矯正歯科学会が専門医という名前が使えなくなり「臨床指導医」にした。
しかし、そうしても宣伝広告できるわけではない。
できるのは2020年10月に行われた専門医試験の結果、合格した人に与えられるはずだ。
それが、諸事情でいまだに合格したものの広告できる状態になっていない。
広告できる状態になれば今日の患者さんのように苦労してたどり着かなくてもすむ。
早く、矯正の広告できる専門医の仕組みができあがらなければ、と思っている。
信頼できる矯正歯科を迷わず探せるように制度を整えて欲しい。