毎年6月には保育所の検診に行っている。
昭和の終わりから平成の始まり頃の次々と検診を引き受けた。
その頃は香貫小学校が1000人以上、他保育園3か所を担当した。
きょう訪ねた保育所は当時100人近い子供を検診した。
それから毎年子供の数は減り続け、検診は短時間で済むようになってきた。
でも香貫小学校はまだけっこう多い、年齢とともに辛くなり3年ほど前に辞めた。
保育園も子どもがいなくなり2か所は10年以上前に廃園となった。
沼津市直営が1か所だけ残り、現在はそこだけを担当している。
きょう検診した子供の人数は18人。30年余りの間にこれだけ減ってしまう。
その地域の小学校も隣接と合併になりさらに中学校とも一緒になった。
首相が異次元の少子化対策と言っているが、このあたりはそんなことでは追いつかない。
いつまで残ったこの一か所の保育園を担当できるか。
廃園になるか年齢で続けなくなるか、でももう何年かは続く様に思う。