当クリニックでは矯正治療を混合歯列から始めている。
ずっと昔、乳歯列でもチンキャップで成長発育コントロールをやったこともある。
しかし、今はチンキャップも使っていない。
今は8歳、早くても7歳から初診を受け付けている。
きょうの患者さんは5歳、県立こども病院からの紹介だった。
そんな患者さんの場合には、治療開始はしないが来院してもらう。
でも治療はずっと先になる。10年以上の矯正治療の流れを説明する。
きょうのケースでは永久歯は1本もはえていない。
こんな年齢では口腔内写真を撮らせてくれないと思っていた。
だ意外に協力はよくなんとか5枚組の写真をとることができた。
撮影時、咬合と共に顔貌も見ることになる。
かなり、きびしい骨格的な反対咬合だった。
だから、それを見ながら、十数年後の顎変形症の手術までの説明をした。
長期の観察と適切な時期の治療になる、先は長い。