今日はちょうど開業して30年になる。
1981年3月末で矯正科の医局をやめて4月1日に開業しようと思っていたが、準備や工事が遅れて、やっと4月25日に保健所に届けをだして、沼津駅南口の近くにテナントで「大川矯正歯科」の誕生となった。
静岡県東部での矯正専門開業は初めて、まわりの歯科医、特に歯科医師会幹部等に、当時うるさかった開業の距離規制逃れだなどと言われたこともあった。
今になってみれば接近してに歯科医院ががあるのは当たり前でこの地区でも、隣、向かいが歯医者という地域になってしまっている。
それから6年半後、昭和62年テナントビルの建て替えに伴い、駅北に土地をもとめて、診療所を開設することができた。
更に平成の世となり、元年には医療法人を設立することができた。
その頃より、沼津駅高架化、それに伴う、区画整理に診療所が対象となってきた。
しかし遅々として進まず、移ったばかりのころは増改築をくりかえした。その後は増改築もできなくなり、老朽化するばかりだった。
昨年1月仮診療所に移転、30周年は新診療所で迎えられないかと期待した時期もあったが、結局、仮診療所でむかえたので、イベントも行わずブログに書くだけとなった。
今年中に移転して、移転記念と一緒に何かできればと思っている。