毎日の診療で気付いたこと

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下顎7の近心傾斜埋伏

午前が終わるころ病院口腔外科から紹介があった。

埋伏歯かなと想像しつつ午後の新患相談に臨んだ。

左下8が近心傾斜して6の3ミリくらい遠心に萌出している。

レントゲン写真は持ってこないので依頼書の文書と患者さんの説明から想像する。

当クリニックでもパノラマを撮れば、詳しい説明はできる。

でも、やるとは限らない患者さんに病院に続き同じレントゲン写真を撮らないほうがいいと思った。

近頃、こんな症例をよく見る。以前にも何例か紹介いただき治療している。

矯正治療は可能だが、治療期間と料金が問題となる。

症状もなく、言われるまで気づかなかく治療方法を提示されても決定が難しい。

病院では自家移植も提案されていた。

それなら保険治療で負担は少なく、期間も短い。

でも、移植は成功するとは限らない、矯正治療のほうが成功率は高そうだ。

結局、提案されたた移植、矯正に加えて何もしないで観察というを増やして検討してもらうことになった。

矯正相談

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