2024年6月29日の記事

午前に1人、午後に2人の新患の矯正相談の予約があった。

1人目の30代女性は口腔内写真を撮影すると、開咬、反対咬合、で顎変形症を疑う。

加えて、上顎犬歯の埋伏もありそうだ。

下顎左側犬歯と第一小臼歯の間が1歯分くらい空いている。

その遠心には第一、第2小臼歯は欠如していない。でも大臼歯は1本しか見当たらない。

見ただけでなかなか難しそうだ。相談に入ったら家族みんなできている。

この状況で結構大変な矯正治療、加えて手術までできるのかと思ってしまった。

話していると、その大変な状況の中でも意欲的に治療を受けようという姿勢が感じられた。

それならそれにお応えしなくてはと静岡衣装センターへ診療情報提供書を書いた。

二人目は小学生女子、混合歯列期の終盤で主訴は八重歯。

被蓋は浅いが反対ではない。下顎に叢生はないので拡大すれば並ぶ。

でもそれでは口元が出てしまい閉じにくくなる。

抜歯すればいいが、そうしてして仕上げた後、下顎がでてきたらどうする。

考えてしまい結局成長を待つことにした。

3人目高校1年生女子は咬合はしているが、下顎の左側偏位が著しい。

やはり、主訴に応えるには手術併用がよさそうだ。

治療開始時期とすれば適切だ。説明後もなかなか手術に踏み切れないようだ。

でもやはり口腔外科への診療情報提供書を書くこととになった。

顎変形症の相談が多くなている。どこまで対応できるかな。

矯正相談

｜ブログ｜2024年6月｜19:26:20