6歯以上の先天欠如は健康保険が適用され矯正治療ができる。
そのような症例も今まで診てきたが、多くは10代であった。
そしてその口の中には補綴やひどいう蝕もないような患者さんだった。
そうであれば先天欠如であることはすぐにわかり疑いの余地はない。
今日の相談は20代後半で根菅治療も、ブリッジを撤去した履歴もある。
紹介元で先天欠如部位がありその数が6歯であったので問題はない。
ただブリッジの部分は先欠なのか通常抜歯なのか分からない。
もしこの部が加わって6歯欠損だったら、難しい問題となっただろう。
初診として保険治療の説明をして、まずパノラマを撮影をした。
紹介状にあった部位を確認した。
治療計画は診断で提示するが、どうも主訴がはっきりしない。
矯正治療すればより良い補綴ができそうだが、それが患者さんの希望なのか。
どこまで矯正治療をするのかよく相談していきたい。