今年最後の診療を終えた。
今日は特別なことはなかったが、今年1年は色々な事があった。
前半では先輩の診療所が閉院となり、その手伝いをしたことだろう。
承継者を探し、それが実らず最終的に閉院の決定、それから閉院までの仕事。
これは想像以上に大変なことだった。なんとか今年前半で主なことは終えた。
本当に身近な先輩でよく訪ねて、診療の参考にさせていただいた。
それがなくなるととても寂しい限りで、目標を失った気持ちとなった。
さらに、後半になり身近な先輩、同輩、後輩から次々と閉院の情報が入る。
ほんとうにそう言う世代になっていることを実感した1年だった。
幸い、自分は今年、最後まで無事に診療できて本当によかった。
また今年は長年の課題となっていた専門医に決着がついた。
審査の過程で19名の抽出に当たってしまい、ひと手間かかってしまった。
それも無事終えて9月には広告できる矯正専門医全国で約200名に入ることができた。
だが、その発表は日本矯正歯科学会のホームページの奥のほうに小さな表示だった。
そんなことで患者さんが専門医を選ぶのに役立つのだろうか。
何とか今年を終えることが出来た。来年はもう少し明るい年になるようにしたいものだ。