
初診は医療関係で最初に患者さん診るときに時に使う言葉だろう。
保険治療では来院されなくなって1か月経つと初診をおこすと聞く場合が多い。
だが矯正治療の保険は1度しか取れないという。
保険治療はともかく、自費でも矯正治療の初診はどう考えたらいいのだろう。
一応、動的治療、保定が進み終了、または来院されなくても数年は初診とは考えない。
今日は1993年初診、治療は保定も含め10年くらいでその後は来院していない。
その患者さんをどう扱うか考えるところとなる。
カルテは存在した。B5版で色あせている。8歳の顔貌と口腔内写真(開咬)が貼ってある。
来院前にこれはいくら矯正治療が長いとは言え、これで治療の続きはないだろう。
もし、治療が開始されるのであれば初診でいくしかないと決めていた。
でも、実際に診せてもらったら開咬は意外に安定していた。
側切歯がわずかに開いていたが、治療するほどでもないことを説明した。
これで今回の件は初診で治療開始せずにすんだが、統一できる考え方はないものだろうか。