毎日の診療で気付いたこと
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中学1年生の男子が来院した。
昨年夏、右下7が近心傾斜しその上に8が圧し掛かるX線像だった。
外科に抜歯の相談をすると、16歳未満は保険適用できない。
入院が必要などと抜歯の難しさを伝えられ16歳まで待つことになった。
そうして観察に入ったら近心傾斜しながらも萌出してきた。
今日見るとほぼ正常に萌出していた。完全に心配は払しょくされた。
それでは、さあ始めよう診ると、今度は通常の抜歯ケースか非抜歯かが気になる。
前回診断の時には非抜歯を提案している。
しかし今日見ると、口唇閉鎖が明らかに困難である。
今回抜歯の提案をほのめかしたが、結論は非抜歯でやってみることになった。
今回も予測違いで非抜歯で問題なく終わってくれればいいと願っている。