毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3529

バイトの深い二人

夕方、バイトが深く挙上に苦労している2人が続いて来院した。

どちらも、ほとんど下顎前歯が見えない。

そして上顎前歯が舌側傾斜しているため、下顎前歯にブラケットがつけられない。

そのためまず上顎前歯を唇側傾斜させなければならない。

そしてやっと下顎にブラケットをつけても咬合で脱落ばかりする。

それでも何とか下顎にもブラケットをつけた。

上顎前歯から解放された下顎が前方に出ることを期待する。

でもどちらも下顎は期待ほど出なかった。

そこでこの状態を見て上顎の両側第一小臼歯を抜歯した。

そこで上顎はその抜歯スペースで前歯を後退させる。

バイト挙上には下顎にリバースカーブやユーティリティアーチを入れた。

だいぶ見通しはついてきたがⅡ級2類のようなケースはなかなか難しい。

治療について

 

MENU
PAGE TOP