毎日の診療で気付いたこと
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最近は大人の治療ばかりで混合歯列期の世代の矯正治療は少ない。
午後に4人混合歯列期の治療が続いた。
そのうちの３人が拡大床だった。
拡大して非抜歯を目指すならこの時期が良い。
でも、この時期に拡大ばかりでの非抜歯治療も横行している。
だからこの時期の拡大は慎重に行っている。
叢生が明らかにひどいときには拡大をせず永久歯列期での抜歯決定を待つ。
この判断を何を基準に決めるかはとても難しい。絶対の基準はないようにも思う。
模型、パノラマX線写真、側貌、口唇閉鎖などを勘案して決まる。
もっと合理的な基準があればいいと思うのだが。
それでも今回の３人の拡大は妥当だったと考えている。