毎日の診療で気付いたこと

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夏休みが始まった

いよいよ夏休みが始まった。

今年は梅雨明けが早かったため夏が早く来たような感じで、やっと夏休みに入ったとも思われる。

夏休みは新患相談の増える時期だが、今日は2人あった。2人とも小学校4年生の女子だった。

症状もともに上顎前突だったが、口腔内の様子はだいぶ異なっていた。一人はまだ混合歯列中期であった。口唇閉鎖の困難さは軽度と診た。この時期に処置すれば非抜歯も可能だろうと考えている。

もう一人は、動揺している乳歯1本残すのみで後は永久歯。このケースは上顎前突と言うよりも上下顎前突という感じだ。口唇閉鎖はとても困難で、口元はかなり出ている。これは抜歯ケースとなろう。

来院の動機は前者は先日母親が自分の相談に来た時に、娘の歯並びの相談をしたのをきっかけに連れてきた。

後者は弟がすでに当院で検査を済ませて、まだ時期が早いため観察中である。

このように、縁が連なっていくようになっているのは良い傾向だと思う。これが途切れないように、日頃から配慮していかなけらばならないと考えている。

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