夏前に術前矯正はこのくらいでいいのではないかと口腔外科に送った。

その際にも臼歯の上下顎幅径の調和が不十分かと思っていた。

そのことも依頼書に書いたが術後矯正もあるので良いかと考え送った。

しかし口腔外科では手術がやりにくいのだろう。幅径の調和をもとめてきた。

それなら、と再度術前矯正の続きを行っていくこととなった。

このケースは反対咬合だったので上顎は狭く、下顎は広くすることになる。

上顎の拡大はよくやっても、狭めることはあまりやらない。

しかたがない、広げる装置を、逆にして応用するしかない。

それでも、患者さんには大変だったようで苦しめてしまって申し訳なかった。

装置は諦め、ゴムかけで対応した。これもかけるのに苦労したろう。

そんなことで何とか、今日、よくなったかとみて再度、口腔外科に依頼した・

今度は幅径も整いうまく手術をしていただけるものと思っている。

治療について