毎日の診療で気付いたこと

ブログ記事 合計 3613

急患対応

夕方、左側のバンドがはずれた患者さんが来院した。

一部ワイヤーをはずし合着しようとした、他に取れていないか調べると反対側のバンドも緩んでいた。

そのバンドをはずそうとしたら、埋伏歯を引き出すパワーチェーンがワイヤーに通してあった。

ワイヤーエンドはシンチングしてあり仮封材でとめてある。これをはずすのも困難だ。結局、パワーチェーンを切るか、ワイヤーを切るかの選択となった。

通常はパワーチェーンを切るのだろう。

だがそのパワーチェーンは前回、埋伏歯がほんの一部しか出ていないところにブラケットをつけてある。さらに仮封材で保護してある。

これではそこからつけ直さなければならない可能性は高い。

迷った選択だがワイヤーを切断し、曲げなおしことにした。

そのパワーチェンの穴に勘で曲げたワイヤーが通るか、心配だったが、なんとかなった。そしてそれで正解だった。

治療について

 

MENU
PAGE TOP