新診療所への移転を待たずに仮診療所へ移転をきっかけにデジタルレントゲン写真撮影機を導入した。この1か月で撮影にもだいぶ慣れてきた。
旧診療所においては、矯正治療に伴い発生しやすい歯根吸収を早期に発見し対応するために、3か月ごとに、上顎前歯部に限定してフィルムのデンタルX線写真を撮影していた。仮診療所においては、そのことを続けなくてもデジタルパノラマ写真でそれ以上の情報が得られると考えてデンタルX線写真の継続的な撮影は中止した。
そして、デンタルX線写真のかわりに半年毎にデジタルパノラマX線写真を撮影することにした。、今日それに該当する患者がいたので撮影した。結果は歯根吸収の状態を見るのに十分な画像データが得られた。また他にも矯正治療に有用な画像を見ることができた。
さらに、撮影後の現像やフィルムの整理からも解放されてとても能率もよい。導入への費用は大きいが、それなりに役立つものだと感じた。