毎日の診療で気付いたこと

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今年最後の新患

今年も今日で最後の診療日となった。その最後の患者さんが新患相談だった。

30年前に開業したころは、患者さんが矯正治療に関しての知識がほとんどなく、そのことを前提に初診相談での説明をしてきた。

しかし、昨今は矯正治療の普及やインターネットの発達、ムック本などで十分すぎる知識を身につけてきている。

更に当院に来院する前に他歯科医院にて矯正相談、その後に来ていることも多い。

だから、説明は基本的なことではなく、より細かな違いやセカンドオピニオン的なことになってくる。

最近ではそのような初診になれてしまっていたので、今日の新患のように知識を身に受けていない方に説明することが、懐かしく感じられるようになっていた。

診療室で毎日同じようなことが繰り返されて、大した変化もなく過ぎてきているように思える。

しかし、振り返ってみると毎日すこしずつの進化があり、それの積み重ねであるような気もする。

来年の3月には新診療所に移転できそうだ。そこでもうひと頑張りしなければならないと思っている。

新患相談

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