今日の新患は17歳女性、右上犬歯の八重歯と口元が出ているのことの相談だった。
この方は、早生まれであったために高校3年生での卒業間近であった。
進路も家から通う短大ということだった。それならば、治療にはふさわしい時期となる。
まだ2月初旬、新学期までには2カ月ある。この時期に検査診断をして、おそらく抜歯ケースであろうから抜歯も済ませておけば、新学期にはマルチブラケット装置がついていることになる。
それから毎月一度の来院のパターンになる。そして短大は2年だから卒業までには動的治療も終わりリテーナーをつけて社会に出て行くことになるであろう。
矯正治療は高校卒業までに終えておいた方が良いと思うが、何らかの事情でそれまでにできなかった人にはこのケースのような時期が良いだろう。
でも、この辺りには通える大学が少なく、東京、名古屋方面に住まいを変える人も多い。だからこのケースのようにいかない場合も多くある。