今日の新患相談3件のうち2件がガミースマイルの相談だった。
一人は28歳女性で、小さい頃より矯正治療を受けていて、歯列、咬合は良好であった。
しかし、口元は上下顎前突の顔つきで、ガミースマイルはそれほどひどくはないと診たが、患者さんはかなり気にしているようだった。
治療方法は小臼歯抜歯とアンカースクリューを使えばうまくできることは可能だが、現在、良好に咬合しているものを崩して並べ替えることには抵抗があり、積極的には勧める気にならなかった。患者さんも抜歯には抵抗があるようだった。
2ケース目は母親に連れられたポルトガル語を話す男子中学生(14歳)で前歯の唇側傾斜は強くないがバイトが深く、口元の突出はあった。
やはり抜歯ケースだがアンカースクリューは年齢的には低く使うのが難しいのかもしれない。
母親も日本語を話すが、文字の理解は不十分なようで、中学生がポルトガル語で説明していた。
結果は、次回検査となった。
春休みのためだろう新患相談が多い。
新しい相談コーナーで使い良いはずだが、ショーケースや本棚などがまだ整っていないため、すこし不便なこともある。
早く整えて使いやすい相談コーナーにしたい。