午前中、恒例の保育園検診に行ってきた。
私は沼津の中心街から外れた海岸部の2園を担当している。
毎年、2園を同日に続けて検診している。検診し始めて20年以上前にはあわせて120名程度いてさらにもう1園検診していたので、けっこう大変だった。
今ではあわせても50名に満たない。少子化が極端に進む過疎地だ。
来年、小学校1年生になるのは5名だとか言っていた。
検診結果は毎年同じようなことだ。きれいな口の中と、乳歯20本が全部虫歯のような児童の両極端だ。
また、どちらの園でもフッ素洗口を7、8年やっている。しかし統計的にはわからないが検診の感覚的にはう蝕が減少しているとは思えない。
また、検診後にフッ素洗口を断っている家庭が1件あると園長先生がいっていた。
その場でその子の検診票をみたら、う蝕がけっこうある。
私は子供の口の中を管理しきれないのでフッ素に頼っていると思っている。
フッ素を拒否するのも良いが、それならばしっかりと口の衛生管理を親がしてくれないと子供がかわいそうだ。