9歳の男子の初診相談があった。
症状は出っ歯で、それだけでなく上下顎前突の様相をしている。
いつものように連れてきた母親に、どのようにして当院をお知りになりましたかとたずねた。
そしたらば15年ほど前に当院では治療を受けているという。結果信頼できるので相談きたという。
そこで、隣に座っていた母親の顔をみたが思い出せない。
そこで、旧姓を聞きスタッフにカルテをもってきてもらった。
確かに治療している。それも抜歯ケースとして、一通りマルチブラケットで治療している。
カルテをみれば思い出しのだが、治療が終わって10年以上会っていないとわからなくなってしまうものかな〜。
このようなケースが開業20年を過ぎた頃から、たまにあったと記憶している。
昔大先輩に治療した患者がその子供を連れてきた時に本物の矯正歯科医になるときたことがある。
聞いた時は、そんなこと、いつのことやらと思っていたが現実となるような開業期間になったわけだ。
さらにこのようなことが起こるように続けていかねばならないと感じている。
|ブログ|2012年7月|19:04:41