毎日の診療で気付いたこと

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夏休みで遠くから来院

小、中学生で矯正しても保定観察をしていると大学生にもなる。

この近くには通える大学が少ないので、遠くへ行くことになる。今日も東京、千葉、横須賀、下田から来院されている。

長い通院距離で思いだしたのが、開業当初、30年以上前には矯正専門医は静岡県東部(伊豆)にほとんどなくかなり遠くから通院された。

しかし、その後矯正専門医も増えるし、アルバイトで歯科医院に来ての矯正診療なども増えて、患者さんは近隣の方が中心になってきた。

ところが、また顎変形症がらみで遠くから通院される方が増えてきた。

たしかに、通常の矯正歯科は近所でできる時代になってきたが、顎変形症医の治療を健康保険で受けようとするその施設は限られてくる。

静岡県東部では数件だ。そのため、下田、伊東、熱海、小山町などけっこう遠くから来院される。

手術はまたさらに遠くまで行かなければならない。

静岡県の中部、西部はけっこう、教育、医療の環境が整っているのに東部はまだまだのように思われる。

そのことが遠い大学や医療機関への通院となってしまうのだろう。

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