2024/11/27

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2012年9月19日の記事

X線CT画像は役立つ2012/09/19

先日、左上第2小臼歯に中央結節があり、その結節に歯髄が近いかどうかの診断にこまった。

そこでCTで画像診断できないか考えて、最近、依頼している静岡医療センターの口腔外科、佐々木先生に電話相談した。

そうしたら、やったことはないがきっと可能だろうというお返事を得て、依頼した患者さんが今日戻ってきた。

その画像には、歯の形、歯髄の形がはっきりと映っていた。

結節のある左、ない右と歯髄の形はほぼ同じで、結節が折れて、歯髄が露出する心配は少ないことが分かった。

このことは、パノラマレントゲン写真ではわからない。

CTで撮ったからからこそわかった。このことでより良い診断ができたとすれば大変喜ばしい。

今年に入って静岡医療センターで3人X線CTを撮影していただいた。いずれもパノラマX線写真だけでは得られない情報で、その結果から良い治療法が選択できた。

しかし、そんなに良いCTもまだ当院では設置できない。

静岡医療センターで撮影していただく良い道筋ができたと思っている。

これからも必要な患者さんは依頼して行こうと思っている。