今日は親子で治療を受けることになった母子が来院した。
子供は現在20歳、1年8カ月の動的治療を終えて、今日は保定診断という形で今までの動的治療を振り返った。
当然母親も同席してその経過を一緒に聞いた。
その席で、親子の模型を並べてみると、そっくりだったった。
同部位の歯が同方向にねじれ、引っこんいる歯の部位も全く同じだ。程度の差が少しある程度だった。
その母親は先日、診断が終えて、今日は装置装着日だった。
上顎ポーター、下顎バイヘリックスと子供と全く同じ装置を今日装着した。
そのような状況だから、母親は子供と同じような結果になることが想像できる。
けれども、年齢のことを気にしていた。確かに年齢が上がると歯列の拡大も遅くなる。
先日、30代の患者さんを同じ装置で拡大したら2カ月余分にかかった。母親は50代、どの程度の期間で
拡大が終了するのだろうか。
子供で良い結果を出しているから、信頼されていると感じているが、油断しないで、また良い結果が出せるように治療していきたい。