毎日の診療で気付いたこと

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今日の新患はセカンドオピニオン

今日の新患相談は9歳男子で上顎前突、過蓋咬合の症例だった。

すでに矯正歯科医院で可撤式装置が装着されていた。

それを昨年7月から使っているが、効果が見えてこないとのことだった。

そして先生に質問しても特に明確な説明をしてもらえないための不信感のようだった。

初診時の写真も持ってきたが、ある程度は改善しているように見えた。

また、そのような装置にすばやく反応するケースもあれば、なかなか効果が出ないことこともあることは承知している。

だから、治療については特に問題ないと思われることを私の意見として伝えた。

だが、ここで問題になった理由を考えてみたい。

その患者さんは昨年、一般歯科から紹介されて、あまり考える余裕なく、矯正歯科に行き治療が始まったらしい。

そこで始める前にいろいろ情報を情報を集めて、自分の気に入った矯正歯科で治療を始めていたら今回のことは起こらなかっただろう。

だから、ネットで調べ矯正歯科医院を何軒も訪ねて決めることはよいことなのかもしれない。

今日は治療に対して否定的なことは何も言わなかったので、信頼関係を取り戻して矯正のゴールまで行けることを願っている。

矯正相談

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