午前電話があり午後一番に急患で12歳男子の患者さんが来院した。
トラブルは舌に傷から口内炎になったようだ。
その傷の原因は右上第一大臼歯のバンドの縁であることはすぐわかった。
しかし、触ってみて傷つくような鋭いものではない。
原因は気になって舌でその部を頻繁に触っていたのだろう。
よくあることなのでその部を丸くして口内炎の薬を貼って終わりとなった。
特に話題にするほどのことでもないが、人は一度気になってしまうとそのことばかりが気になる傾向がある。
口の中ではそれを舌で触れたり噛んだり、噛みしめたりする行為となる。
それがかなりストレスとなり体の不調として現れる。
それの解決には気にしないことだが、気にしないということを意識するとそれがまたストレスとなる。
なかなか難しい問題だ。