毎日の診療で気付いたこと

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ハイアングルケースの診断

オープンバイトを伴う、FMA43度のハイアングルケースの診断を行った。近頃、外科ケースに流れがちだが今回は通常の上下左右の第一小臼歯の抜歯にて行うことにした。

日本臨床矯正歯科医会で矯正治療のガイドラインというすばらしい本を作り上げたが、あくまで目安で専門医が迷っているときに使うものではなさそうだ。

診断の時、何を基準に考えるか?セファロの値、プロフィログラムの標準との差、顔つき、口元・・・それらの資料を総合的に考えて治療方針、装置を決めるのであろう。

しかし実際、結論を出すときは、模型をみながら患者要望を頭に浮かべて決めている様が気がする。

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