矯正装置(特にマルチブラケット)は以前は見えないほうが絶対良いという感覚で共通していた。
しかし近年、矯正装置に対しての抵抗感は少なくなってきているように思える。
今日は、カラーオーリングを多用して飾り希望の12歳の女の子2人と、矯正相談に来た17歳の男子は装置が見えたらやりたくないといった対症的な患者をみた。
日本臨床矯正歯科医会ではブレーススマイルコンテストなどと名前をつけて、装置を着けた笑顔写真を審査して表彰したりしている。
装置への抵抗を和らげるような運動であろう。
見えない装置としてのリンがルブラケット法もあまり普及しているとも思えない。一方、メタルブラケットより、審美ブラケット(プラスチック、セラミック製)が多くなってきているようだ。
また、審美ブラケットにカラーオーリングを着けたり・・・・
結局、需要が多様化して、それに応える矯正歯科医がいるということであろうか。