今日の新患相談の一人は37歳女性で反対咬合だった。
上顎に欠損歯があり、顔は下顎が出ているというより長い感じだった。
後方は前歯部反対咬合、右臼歯部がこ交叉咬合だった。
しかし、程度は極端に悪いわけでもないし、顔貌のことも話題にならなかった。
患者さんからの話が出たわけでもないが、こちらから手術の話をすることになった。
似たようなケースを10年以上前、湘南矯正歯科研究会のメンバーが会員発表の時、手術の対象にしていた。
それに対して私は「、矯正治療だけでできるでしょう」というような意見をいってことを覚えている。
湘南矯正で話題になることは10年、15年してこちらにも及んでくる。
それだけ、遅れているのかもしれないが、先が予測できて助かる。
相談患者さんは当院のホームページで外科ケースの写真や感想をみていて、知っているようだ。
特に積極的に手術を受けたいと言っていたわけではないが、やっていくのならやはり手術併用ということになるだろう。