保定開始時に欠損があると、プレートに人工歯を入れたり、接着ブリッジを装着してりする。
その目的はあくまで保定で、仮に審美的な要素を補うものだけと考えている。そしてそのような説明をする。
しかし、あくまで仮の物であるので、十分な耐久性はなく、ある程度期間がたつと壊れてしまうことが多い。
そのことは説明してあるのでトラブルはないが、希望により修復して、またしばらく口腔内で機能する。
本格的な補綴を行うと、歯の切削や費用などが気になるのか、再度の製作(修復)を望まれることが多い。
今日も2例あって、1例は5度目であった。修復の間隔も2年くらいあくこともあれば、2ヶ月くらいのこともある。
気にはなるが、それで満足しているのならば、それも可かと考えている。