矯正治療の終了をどの時点とみるのが妥当だろうか。
矯正歯科医は動的治療終了時と思っている人はいないと思う。しかし患者はどう考えているのだろうか。
保定期間に装置を使わなくなったり、来院しなくなったりするのは、すでに終了しているのに・・・という感覚があるからではなかろうか。
矯正歯科医で3年保定で終了と聞いたことがある。確かにその時期ぐらいで一応落ち着く歯列咬合も多いと思っている。
そしてその辺までを責任と考えていないときりがない。
今日、1999年3月初診でずっと前に反対咬合は治しているが、2年以上来院がなかったので終了の扱いをしていた患者から連絡があったがいかに扱うべきか。
料金のこともからんで、矯正治療の終了というものを考えてしまう。