今日の矯正相談は47歳女性、歯周病の問題があるという。
一般歯科で抜歯、補綴がなされて、今は歯周病専門医のところで歯周病の管理が行われている。
インプラントの話も出ているようだ。
歯周病の患者さんで矯正相談に来る方は熱心に問いかけ、言うことをよく聞いてくれる。
そんな方がどうして、このような口の中になってしまうのか不思議でならない。
若くして歯周病がひどい人はそれなりの要因があるのだと思う。
そのことに早く気付き、専門医に相談、治療していれば、ひどいことにならずにすむのではないだろうか。
そして、それには矯正歯科もかかわる必要があるのではないかと感じた。
いつも、歯槽骨は健全なのが当然で矯正治療をしている。
しかし、歯槽骨が減っても歯周病専門医との連携できっと良い治療結果に結びつけることができると思う。
今日の患者さんも20代までくらいに矯正治療を行い、その後しっかりと管理がなされていれば、現状のような苦労はなかったのではと考えてしまう。