毎日の診療で気付いたこと

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HP患者さんの声が役立った

今日の初診相談は38歳女性。

相談内容は左下第一小臼歯を抜歯しなければならないかもしれない状態にあるそうだ。

下顎前歯には叢生があるので一般歯科医が矯正歯科で相談してくるようにとの指示であった。

上下顎左右側臼歯部には補綴物が多数あり、失活歯もかなり多そうだった。

通常の小臼歯4本を抜歯して行う矯正治療がやりにくいような状態にみえた。

説明をしている途中で似ているような患者さんを思い出した。

年齢も性別もほぼ同じ、歯列咬合も似ている、おまけに左下第一小臼歯を1本だけ抜いてきてある状態で矯正治療を開始している。そのケースは動的治療は終わり、保定もけっこう長い期間経って安定している。

さっそく模型を取り出して相談者と一緒に見た。

さらに、このケースはホームページの「患者さんの声」に載せてあったことも思い出した。

そしてipadで検索して相談者に見せた。

そこで驚いたのは、相談者はそのケースをすでに見ているという。

そのうえで当院に相談に来ているようだ。

「患者さんの声」に載せるのには、患者さんの許可を得たり、写真をレイアウトしたり、感想を入力したり、ケース分類をしてタグをつけてりして多少面倒だと感じていた。

しかし、役だつだろうと考えて症例を増やしてきた。

今日のことで、もっとわかりやすく、数多くの症例を挙げたいと思った。

患者さんの声

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