矯正装置の代表格のマルチブラケットは各々の歯にブラケットを接着していくのに時間がかかる。
従来は歯面をエッチングして粉と液を筆で歯またはブラケットに積み上げて圧接して5分から10分程度待ってワイヤーを装着する方法だった。
光で固まる接着材料が発達してきたが初期は1歯あたり30秒程度照射していた。
また歯面のエッチングを行わなくても強固に接着するプライマーも発達してきた。
加えて、光を発する照射機コンパクトでも大変強い光が発生できるものが、発売されてきた。
結果、今日はエッチングなしで、1歯あたりの、接着材硬化時間1秒で接着できた。しかし心配で数秒照射した歯もあった。
ワイヤーを入れても脱落をすることはなかったが、来月診る時までに脱落していないことを期待している。