5時の患者さんが昼過ぎにキャンセルになった。今日は午後比較的予約が少なかった。
そこへタイムリーに新患がら来院された。通常、予約だけで帰っていただくが、今日は空きがあったので相談することになった。
25歳女性、けっこう厳しい上顎前突だ。開咬も伴っている。
年齢やそのような咬合から当然今までに何度か矯正治療の相談をしていると思った。
まったく初めての相談だという。しかも当院での相談のきっかけは診療所前に置いてあるパンフレットだと言っていた。
ホームページを見た人ならば矯正治療の知識を身につけてくるので簡単にすむこともある。
しかし、今日の初診は最初からの説明となった。しかも外科併用と矯正治療のみの二通りを説明した。
反応はいまひとつだった。そのように厳しいのケースだから、上顎だけの抜歯をしてもオーバージェットを取りきれないくらいだが、抜歯にも驚いていた。
外科の話をしたが、理解されていない様子だった。
外科併用で治療していく意欲があれば、そのように導きたいが、それもよくわからないので口腔内写真付きの初診所見のメモを持ち帰り検討してもらうことにした。