毎日の診療で気付いたこと

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小学校検診1回目

検診のシーズンが始まった。今日は小学校の2、4、6年合計300人余りをを午前中で検診した。

混合歯列期の歯式を読み上げるのはなかなかたいへんだ。日頃、おしゃべりでない者にとってはは声がかれてしまう。また検診姿勢も悪いため疲れて、数日後に足腰に痛みを感じることとなる。

近年の傾向だが、う蝕が本当に少ない。永久歯のう蝕を指摘したのは10人にも満たなかったと思う。その中で、とてもひどいう蝕と診たには1人だけだった。それでは修復された処置歯が多いかというとそれほど多くされているわけでもない。

結局、予防、管理がしっかりとしてきたということであろう。今日は歯科検診があるとわかっているのでので、きっと磨かせたのであろうが、口の中がきれいな子が多かった。

一方、不正咬合は多くなってきたように感じた。矯正装置も当院の患者以外も数人着けていた。また偶然かもしれないが、下顎の前歯に先天欠如のある子を多く見つけた。顎が小さくなってきている傾向は言われてきているが、それに伴い歯数も減っているのであろうか。文献などを当たって調べてみたい。

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