
ここ数年、旧診療所から仮診療所、そして昨年、現在の診療所に移転とめまぐるしく、診療の環境が変わってきた。
旧診療所にいたころは、日本矯正歯科学会大会に十数年連続して展示発表していた時期もあった。
しかし、ここ5年ほどそれらしい活動はなにもしていない。
現診療所に移ってから1年以上が経ち、やっと落ち着きだしたので、簡単なことから発表などの活動を再開していきたいと考えていた。
そこへ日本臨床矯正歯科医会から症例展示5年に1回の義務が近づいているとの手紙が来た。
これは良いチャンスと症例を探し出した。
旧診療所のときは壁がほとんど模型棚だったので、それを眺めていると良い症例が思いつく。
しかし、現診療所はそんな状況はなく、ほとんどの資料は仮診療所に移った時に、保管した倉庫にしまいこんである。
先日、なんとか探してきたが、長期症例なので、初診の資料はまだデジタルではない。
見つかったネガは汚れている、カビかもしれない。そのままスキャンしてみたが、きれいではない。
プロに頼んで洗浄してからデジタル化しようかと思っている。うまくいけばよいのだが。
何とかまとめて、来年2月の仙台の大会で展示したい。