昨日、学校保健委員会が沼津第3中学校で開かれた。
その委員会は近くの香貫小学校の生徒と合同で行われた。
香貫小学校から4年生が中学校へ出向いて、中学1年生と一緒に健康について調査、集計、グループに分かれて専門的な話を聴くというような設定だった。
ここ4~5年、毎年1回続けられていたようだが、私が参加したのは初めてだった。
私は香貫小学校の学校歯科医を30年近くしている。
2か月ほど前に養護教諭からその委員会でグループに話する講師役を頼まれた。
矯正治療の話ならできないこともないのでお引き受けした。
他の講師はプロジェクターは使わず、紙に図を描いて説明していたようだった。
しかし、私はプロジェクターを使いパワーポイントでプレゼンテーションしたほうが楽なので、その用意をお願した。
10月になってから構想をねり、画面や説明の言葉を作り始めた。
最後の日に追加修正をして、その会に臨んだ。
講演時間、20分、質疑応答10分の予定だった。
内容は、矯正治療とは、なぜ治療しなけれないけないか、治療時期、歯はどうして動くかなどを説明した。
興味を持ってもらうことができたようだ。質問も時間が足りないくらい多くあった。
一番最初の質問は中学生から「いくらかかるのですか」?と一番答えにくいところを聞かれてしまった。答えにくいが当院の実際は回答した。
たちまち30分は過ぎて、私にとっても面白い良い体験ができた。
来年お呼びがかかるかどうかわからないが、内容はサーバーに保管してある。