前の診療所を閉鎖して4年になる。
閉鎖に当たり仮診療所では、狭くてとても資料をもっていけない。
そこで、かつて住んでいた家の一部を資料庫として整備した、そこに歯列模型やレントゲン、写真を運び込み、スタッフに協力してもらい整理した。
その時は、すっきりと片付き、必要な時に、そこへ行けばすぐに取り出せた。
しかし、4年の間に時々出し入れしていたため、だいぶ乱れてきた。
そこで、今日の午前中、再度スタッフに資料庫に行ってもらい整理した。
4年前には、すべて(約30年分)の資料を整理したのででとても大変だった。その時からしばらく腰痛が続いたくらいの重労働だった。
だが今日は、追加の整理だけだったので大したことはなかった。
きれいに片付き、これから気持ちよく資料を取りに行けるだろう。
これら矯正治療の資料というもの、私は十分に保管する場所があるため、そのまま保管しているが、この先どうするか考えなければならない問題だ。
自分が診療している間は捨てたくない気持ちがある。しかし、いつまでも診療できるものでもない。
デジタル化して取っておくことは考えられるが、それもけっこう大変なことで、それだけの努力をする価値は自分には認められない。
結局、このまま保管して、いつの日か処分する日がくることになるだろう。
それは自分で決断して、実行したい。