今日の新患はとてもきびしい顎変形症だった。年齢は30代の男性であった。
子供の時から反対の咬合の指摘は何度もされてが治療にいたらず、今に至った。仕事上の会話(発音)に支障が出てきて、ついに治療を決断したようだ。
このケースこそ顎変形症が保険採用されて、ほんとうに良かったと思えた。
治療費のことも気にかかっていたようだが、健康保険での治療や高額医療費の補助やその他の保険などの説明をして安心されたようだ。
しかし、仕事をしながら入院2週間程度は可能かとたずねてたところ、「可能」とは答えてものの仕事を変わるような話もしていた。
いつも治療は、ふつうの人や美しい人をより美しくのような感覚になっている。それまた矯正治療の特徴で大切なことと思っているが、今日のケースの治療こそ医療なのかなとも感じた。