16歳の男子高校(1年)生が矯正相談に来院した。
この患者さんは10年前に私のところで矯正相談をしている。当時は小学校にも行っていない年齢だった。
その相談後、当院ではなく、近所の歯科医院で治療を最近まで受けていたそうだ。
そして、そこで手術が必要とのことで当院を紹介されて来院された。
現在の症状をみると骨格性の下顎前突で、担当された歯科医は顎の成長に苦労されてのではないかと推察する。
今日の相談で手術の併用で矯正治療を行うことは決定した。
そして、その時期についても相談した。高校は進学校のため、大学では当地を離れる可能性は大きい。
しかし、男の場合には成長が遅くまで続くため、高校卒業時以降が手術時期として選ばれる。だから大学に行ってからという選択もある。」
付添いのお母さんと手術時期について相談した。
そして高校生のうちに治主な療を行うことにした。
そうすると術前矯正は1年程度かかるので高校2年が終わるまでには矯正装置を付けなければならない。
その前に、検査診断を矯正でも外科でも行わなければならない。
結局、矯正の検査は来月、外科への相談は春休みということになった。
手術はセンター試験後ということを予定した。
良い時期に来院されたが、この先予定通りにうまく進めていかなければ、と思っている。