午後の最初は親子でホワイトニングの相談、そして開始だった。
その子供は2001年初診で当時13歳の男子中学生だった。
叢生と上下顎前突を小臼歯抜歯で治療し、その後、保定観察が続き、最近では1年毎に診ていた。
リテーナーは今でも夜間使用している。だから非常によく安定している様子を毎回見せてもらっていた。
前回、来院時にホワイトニングを希望した。13歳だった子供も現在は26歳、歯の色も気になる年齢となっていた。
特に汚い色というわけでもなかったが、より白くを望んだようだ。
長い間、まじめにクリアリテーナーを使用していたのだからホームホワイトニングがふさわしく成功すると思われる。
一緒に来た母親も色が特に濃いわけでもないがホワイトニングを希望した。
こちらはリテーナーの経験がないため、途中挫折する可能性がある。
その旨しっかりと説明して、ホームホワイトニングを開始することにした。
今までに母親と娘でホワイトニングはあったが、母親と息子は初めてだった。よい親子でほほえましかった。