今月8日に手術をして、18日に退院、そして今日手術後の様子を診せに来てくれた。
まずは口の中の様子を見ることよりも、手術やその経過を聞いた。手術は3時間程度かかったそうだ。近頃、下顎だけを切るケースでは短時間でできるようだ。
その後の苦しかったことは、やはり手術を終えた人すべてが言っている、手術後の経鼻栄養のため管であった。痛みはコントロールされてたいしたことはなかったが、腫れはやはりひどかったようだ。
このケースは12日間の入院で比較的短かった。今までは17日位入院するケースが多いようだった。
顔はやはり変わっていたが、激変というほどでもなかった。口の中も2横指程度開いたので咬合状態を確認した。だいたい良い咬合が出来上がっていた。細かな仕上げをするためワイヤー交換を行いゴムかけの継続を指示した。
きっと半年くらい後にはブラケットも外れ、保定になるであろう。手術が終われば早く矯正も終わりたいであろうが、仕上げやその後の安定のためには術後矯正も大切と考えている。