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2010年5月8日の記事

1993年初診患者の再治療2010/05/08

1993年7歳で初診の女子で1997年より1998年にかけて抜歯ケースとしてマルチブラケットでの治療を行った。

1999年より保定を開始したが、2000年ころからは保定装置の使用も悪くなり、戻り傾向が表れてきて現在に至っている。

しかし、連絡すれば、毎年、必ず検診に来てくれるので、そのたびに再治療の話がでた。

矯正治療は仕上がりも結果も保証しているものではないと考えている。しかし仕上がりはある程度満足できる結果を出さなければ専門医としてはやっていられない。

しかし、その後の安定はわからないというのが本音だ。保定装置を長く使えば安定につながりそうだが、それもさだかではない。

当院では来なくなってしまったり終了した患者が数年たって再治療に訪れた時は低料金で行い、継続的に診せてくれていた患者は処置料程度で再治療を行っている。

再治療の料金をどのように考えるか難しい。保証ではないと思っているが、最初からの料金などとは言えない気持ちだ。

ブログ2010年5月|17:39:15

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