ここ20年来、年に1度は学会発表することをとこころがけてきた。
主に日本矯正歯科学会であるが、アメリカのデンバーやダラスで行われた時のAO、たまには日本臨床矯正歯科医会のこともあった。
開業医にとって学会発表することは、けっこう大変なことといえる。しかし途切れると復活するのはもっとエネルギーを必要とする。だから惰性で続けているような気もする。
秋に横浜で開催される日本矯正歯科学会の発表のための抄録締め切りが迫ってきて、憂鬱だった。しかし、なんとか今日、送り出すことができてほっとした。
今回の発表は昨年に続き、パソコン関係だ。
パソコンとの付き合いも25年くらいになるが、データベースに興味を持ち、それで、いかに診療所に役立つアプリケーションソフトが作れるか挑戦してきた。
やっと自分のところではほぼ満足するようなものができて後は同業者にも使ってもらえないかと考えているところだ。
そんなこと業者に任せればよいと思われるかもしれないが、こだわってやってみたいのが性分なのかもしれない。