兄妹とも厳しい上顎前突
高校を卒業してこれから北陸地方の大学へいく患者が検診にきた。 約1年前にマルチブラケット装置を撤去してリテーナーにかわり、すでに夜間使用となり、そして通院間隔も半年にあけられる状況だ。 思い起こせば、中学時代協力が悪く、 […]
多数歯欠損の矯正治療
2006年に10歳で相談に来た女の子だが永久歯の上顎が6本、下顎が4本足りないことが、パノラマレントゲン写真により分かった。 まだ乳歯が残存していたため、乳歯にブラケットを着けたりしながら、見た目が悪くない程度の歯の隙間 […]
アンカースクリュー固定源
アンカースクリューを固定源にして矯正する方法が普及してきている。当院でも時々大人の患者に植立している。 今日は21歳の女性で、叢生を伴い、上下顎前突、加えてガミースマイルであるため、上顎前歯を圧下しなければならないケース […]
デンタルX線写真も必要
仮診療所にデジタルのパノラマ、セファロのX線撮影装置が入り、その便利さを享受してきた。 もうデンタルX線写真なんていらないと思い始めていた。ところが今日、根尖部の透過像、歯根吸収の疑いの2例をパノラマで見つけた。デンタル […]
3か月毎検診(観察)
3か月毎のアポイントは矯正治療の過程ではよくある。矯正前、Ⅰ期治療後、保定の初期段階などに行われる。 3か月といっても暦月の通りではなく当院では1カ月を4週と数えて、12週でアポイントをとっている。 そんなことを思いつい […]
ハイアングルケースの診断
オープンバイトを伴う、FMA43度のハイアングルケースの診断を行った。近頃、外科ケースに流れがちだが今回は通常の上下左右の第一小臼歯の抜歯にて行うことにした。 日本臨床矯正歯科医会で矯正治療のガイドラインというすばらしい […]
まだ仮診療所の所在地が分からない
今日も仮診療所の場所が分からず、探し歩いてだいぶ遅刻した中学生の患者がいた。 毎月来ている患者は3回目になってもう迷わないが、矯正は通院間隔が長く、3か月、半年、1年とある。そのような人はまだ仮診療所は初めてということに […]
初診が昭和57年の患者
初診日が昭和57年7月24日の患者が来院した。ずっと継続して来院している。現在は半年に1度の間隔で来ている。 現在は矯正治療の予後という意味より、PMTCで口腔内を清掃しまたつきやすい歯石を除去するために診療を受けている […]
矯正専門医の更新症例とホワイトニング
昨年、福岡市で行われた日本矯正歯科学会に専門医更新に使わせてもらった31歳女性患者が来院した。保定期間が3年ほどになるが咬合は安定している。 マルチブラケットを撤去後、クリアリテーナーを装着して経過を見ている。保定の入り […]
