毎日の診療で気付いたこと

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受け口相談二人

午前の矯正相談は30代女性、受け口と叢生が主訴だった。

近隣の矯正専門医に相談に行ったという。

その時に手術を伴う矯正と説明を受けて、遠くの矯正歯科、手術してくれるところを紹介されたそうだ。

このブログを見て当クリニックでは静岡医療センターとの連携で対応すできることを知り相談に来たと言っていた。

しかし、確かに反対咬合だが顔つきはそれほどでもない。

難しそうだが矯正だけでできないかとも考えた説明した。

結局、矯正治療のみの自費での検査を行い、手術の可能性も調べてみることになった。

午後の相談は男子高校生の受け口、小学生の頃一般歯科でプレートによる矯正治療を受けていたそうだ。

しかし、成長でとても治療できなくあきらめたといっていた。

そこで、当クリニックに相談に来た。上下顎に叢生はまったくなく骨格性の反対咬合だった。

保護者の母親が若いときに手術を伴う矯正治療を受けている。

やはり顎変形症の説明をした。当然だが本人は手術でない矯正を望んでいる。

だが抜歯して下顎前歯をより舌側に倒して被蓋をつけるしかない。あまりやりたくないことだ。

こちらは手術を前提とした説明を主に行ったがはっきりとは決定できず考えてくるとのことになった。

さらに今日の最後は女子高生の顎変形症の診断だった。

その間には矯正専門医で診断まで受けているが顎変形症の説明も聞きたいという電話が入っている。

なんだか近頃、患者数の割に顎変形症の患者さんが増えてきている。

そられは手術をしてくれる病院が近くになったことや高校生の医療費負担ゼロ担ったことが関係しているのかもしれない。

矯正相談

 

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